不労所得バンザイ!シェアリングエコノミー最高!
沖縄で物件を購入して(借りて)、民泊をはじめよう!
2016今年は民泊元年、Airbnbのスーパーホストは月250万も稼ぐんだと!賃貸より儲かるじゃねえか!
民泊経営というこのビッグウェーブに・・・乗らねばっ!!
と、お考えの方いらっしゃるかと思います。実際私の周りにもけっこういます。
金持ち父さん貧乏父さん症候群は本当に恐ろしいもので・・・なんと欲深い!(「欲深い」ことはかならずしも「悪い」ではない)
多くの方は、投資してシステムさえ作ってしまえば後はどんどんお金が入ってくるはずだとお考えなのでしょう。
私はそういう考えを全部否定はしません。ですが、考えが甘いと間違いなく失敗します。
なぜなら
民宿・民泊を経営する上で大事なのは目的やビジョンだからです。
なぜ今「民泊」なのか?本当にビッグウェーブは来ているのか?民泊経営に必要な知識・技量が自分にあるのか?
特に、「民泊経営で何がしたいのか?」を考えずに、ウマそうな話に飛びついただけではダメです。民泊を経営する自分なりの目的とビジョンをしっかりもちましょう。
目的がローリスクな「小銭稼ぎ」であるならば、一度チャレンジしてみてください。でも、民泊経営でがっぽり稼ごうとお考えでしたら、確かなビジョンと覚悟が必要です。
民泊経営がっぽり稼げてるのは一握り
まず、知って欲しいのは、がっぽり稼げてるのは一部地域(東京・大阪・京都など)の一握りだけだということです。しかもその人達は本気で民泊経営の勉強をして、研究をして、それを実践している人です。具体的に何が違うのかというと、集客ノウハウです。有名どころのairbnb活用からSNS活用、seo対策、ターゲットの選定など様々な努力をしています。さらに、思いでづくりへの協力やきめ細かい「おもてなし」なども行っているでしょう。
民宿を始めて一年間たくさん勉強した私でも到底及びません。ある程度頑張った私でも、沖縄県の平均年収にかすりもしませんよ。低所得者層です(でも幸せです)。がっぽり稼ぐことが目的なら、覚悟を決めて民泊経営に臨んでください。「小銭稼ぎ」が目的なら、予想以上に割に合わない仕事だと気付くはずです。特に、民泊経営に思い入れがなく、とにかく不動産投資大好き!って方は要注意です。そういう方は稼働率が高く、住み込みボランティアが雇えるゲストハウス(ドミトリータイプ中心の安宿)経営を考えた方がいいでしょう。
年間稼働日数と一泊あたりの経費・利益を考えてみる
1000万円の激安物件を購入したとして、10年で回収するためには年間100万は稼がねばなりません。あなたは年間何日稼働させられますか??
たとえば、1泊あたり利益5000円ですと年間200日稼働させねばなりません。あなたは年間200日も稼働させる自信(見通し)がありますか?
※利益と言っても投資した分の回収なので、実際はさらに多く稼働させ、営業利益を大きくしなければなりません。
次は、年間100日稼働と考えてみます。すると1泊あたり1万の利益を出さねばなりません。水道光熱費、清掃料、アメニティ・リネン代などの経費を足すと1泊あたり17000円以上に設定せねばなりません。客にとって、民泊の魅力は安さです。1泊17000円で年間100日も客は来てくれるでしょうか?
さらに、チェックインの手続きや問合わせ対応などを代行業者に任せると、宿泊料の15%以上(もしくは年間36万以上)は取られます。その分の費用を上乗せすると、1泊あたりの宿泊料はさらに高く設定しなければなりません。
もちろん、自分でやればゼロで済みますが、あなたにそのような時間と技能(サイト管理や英語対応など)はありますか?
これから民泊業は激戦となります。あなたはたくさんのホストがいる中で、年間100万稼げるホストになれますか?
知っていただきたい!年間100万稼ぐのも相当大変なんです!
軽い気持ちならやめておきましょう。別のビジネスの方が儲かりますよ。
民泊経営には「想い」が必要
なぜ民泊経営なのか?その答えは十人十色だと思いますが、続けて行くためには原動力となる「想い」がなくてはなりません。
- がっぽり稼ぎだい!
- シェアリングエコノミーのビジネスにチャレンジ!
- あまり稼げなくてもいい。とにかく空き部屋を活用したい。(←私の場合はコレ!)
- 沖縄で観光客に安くて快適な住まいを提供したい。
- 沖縄の自然・歴史・文化との融合。新感覚の民泊を経営したい。
- 沖縄が好き!インテリアが好き!お掃除が好き!おもてなしが好き!
などなど。
あなたにはどんな「想い」がありますか?
その「想い」を実現するためのビジョンはありますか?
とにかくチャレンジしてみるのもいいでしょう。
よーく考えて、想いをカタチにしてください!
民泊の仕事はラク?
南の島 沖縄でゆったりと生活しながら民泊経営。多くの人が夢みるのではないでしょうか?
次回は民泊・民宿の仕事内容について書こうと思います。よければまたご閲覧ください!
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