台風で飛行機が欠航、ホテル(宿泊施設)のキャンセル料は払わないといけないの?

2015台風15号名護の海
2015台風15号名護の海

沖縄ですから年に1,2回は直撃で来ますよね。台風。

台風で飛行機が欠航・・・

客からすれば、せっかく楽しみにしていた沖縄旅行が台風のせいで台無しです。

できるだけ被害は最小限に抑えたいもの。ホテル(宿泊施設)へのキャンセルは、できることなら払いたくないっ!!何としてでもなんとかせねば!!

その結果、長時間にわたるクレームや料金踏み倒しという宿泊施設経営者の精神をすり減らす行動をとる迷惑客も少しはいます。

今日は台風で飛行機が欠航した際のキャンセル料問題についていくつかのポイントを踏まえて考えてみます。

飛行機が飛ばないのは私のせいじゃない!!

お気持ちわかります。

台風の影響で飛行機が欠航になると、宿泊施設側はお客様から罵声を浴びせられることもしばしば。

予約時は普通だった客も、飛行機が欠航となると血相を変えて電話してきます。

「行きたくても行けねぇーんだよ!!飛行機が欠航となったのは私のせいではない!!」

と。

感情が大爆発し、感情が事実をねじ曲げそうになります。

「私は悪くない!」だから「キャンセル料は払わないでよい!」

不思議理論が誕生してしまいます・・・

ここでは「誰が悪いのか?」がポイントになります。考えてみましょう。

宿泊施設は、客が悪くないのは十分わかっています。ですが、宿泊施設側に非があるわけでもありません。飛行機が飛ばないのは宿泊施設のせいではありませんし、客が来れないのも宿泊施設のせいではありません。当日オーバーブッキングで宿泊できないなど、宿泊施設が悪いのであれば堂々と「キャンセル料は支払わない!」「逆に追加の宿代を請求してやる!」と主張できます。

ですが、台風による飛行機欠航のケースでは「誰も悪くない!」が正しい認識なのです。「私は悪くない!」から「キャンセル料を支払わなくてよい!」というのは論理の飛躍です。だって、逆に考えてみてください。客がキャンセル料を支払わないと、宿泊施設は損をすることになります。感情を押し通す前によーく考えてみてください。飛行機が飛ばないことに関して宿泊施設は何も悪くないんですよ。

キャンセル料を支払いすべきかどうかは「私は悪くない!」の感情で判断するべきではありません。キャンセル・不泊の規定に基づいて判断されるべきです。宿によっては台風時の対応などについて明記しているところもあります。たとえ台風時の対応について記載されていなくても、「誰も悪くない」以上、キャンセルはキャンセルなのです。

宿とは、「飛行機で無事に沖縄に到着できたら宿泊する」という条件付きの契約になっているでしょうか?違いますよね。

お気持ちはわかります。ですが、宿泊施設側は天候や客の交通手段、客の事情にまで責任を持てません。誰も悪くないのです。台風時、飛行機が欠航した場合はキャンセル料を徴収してはいけないという法律もありません。

そもそも宿泊というサービスを享受していないのだから、キャンセル料もくそもない!!

少しだけクレバーな客はこう言います。

宿泊料は宿泊というサービスに対する対価でしょ?そもそも宿泊しないんだから、宿泊料は支払わなくていいでしょ?

と。

こうこられると宿泊施設側はガチ対応しないと相手に呑まれてしまいます。正攻法で説明するとこうです。

「宿の提供以外にも、宿泊施設がコストをかけて提供しているサービスがございます。それはお客様が当日確実に泊まれるよう、他の客をすべて断り、お部屋を確保しておくというサービスです。予約成立後から、すでにお客様はサービスの恩恵を享受しております。これはキャンセル規定があるからこそ成り立つサービスです。」

もし宿泊しないことを理由にキャンセル規定が無効になるのだとすれば、宿泊業は成り立たなくなってしまいます。誰か1人のいたずら者によって全ての部屋が予約され、無償で部屋確保をし、当日不泊でキャンセル料も取れないとなると、この世のすべての宿泊施設が経営破綻となります。また、いたずら予約によって空室がなくなり、本当に泊まりたい人が泊まれない状態になってしまいます。宿泊施設存続のためにも、お客様が安心して宿をとるためにもキャンセル規定は必要なのです。キャンセル規定は「悪者」ではありません。双方のための「ルール」なのです。宿泊施設に、客の宿を確保し当日宿を提供する義務があるように、客にもキャンセル規定をしっかり守る義務があります

飛行機欠航の事情を説明しよう!の声に対して

ネットで飛行機欠航時の宿泊キャンセル料について調べていると

「台風で飛行機が欠航となってしまい、行きたくても行けない事情を説明して、キャンセル料を免除してもらえないか交渉してみよう!」

というのをよく見ます。

半額免除でもなんとか!」という具合に・・・

その他、

飛行機欠航の事情を説明したらなんとかなりました!」

の声も・・・

これに対して、正直、私は卑しいと感じました。交渉すること自体は自由なことですが、本来キャンセル規定に基づいて判断され、支払うべきです。感情的な要素で自分の負担を軽くしてくれと求めるのは、感情的な要素で相手に負担を求めていることと同じ意味なのです。格安でやっている小さな宿泊施設などは月の収入が10万を下回ることもザラです。そんな弱小宿泊施設の方に、あなたはキャンセル料免除の配慮を求めますか??

多くの宿泊客は観光目的で沖縄に来て宿を利用しています。旅行には娯楽性があります。それに対して宿泊施設側には生活がかかっています。

悪いのは誰でもありません。私は逆に配慮を求めたい。利己的な気持ちで宿泊施設に負担を負わすのはやめましょうよ。

キャンセル料免除にならなかったら

キャンセル料免除にならなかった場合、多くの客は以下の行動を取ります。

  1. 納得の上、キャンセル料を支払う
  2. 不満はあるがキャンセル料を支払う
  3. 口コミサイトに「『台風でもキャンセル料取られた』『融通が効かない宿だ』と書き込むからな」と脅してくる。
  4. 「納得できない!」と持久戦に持ち込み、相手の精神を疲弊させ、キャンセル料免除してもらえるまで粘る。
  5. そもそも予約してませんよ?としらを切る。
  6. 民事裁判覚悟でトンズラする。

あなたはどの行動をとりますか?

ぜひ良識ある行動を!

※ちなみに、他のサイトにも記載されていますが、法的には台風で飛行機が欠航したからといってキャンセル料を払わなくていいとはなりません。キャンセル規定によります。

事前対策

客側

  1. パッケージツアーに申し込む(パッケージツアーでは飛行機と宿泊、レンタカーなどがセットになって販売されているため、全額返金となることが多いようです。)
  2. 旅行保険に加入する(飛行機欠航時の保証をしてくれるプランもあります。)
  3. キャンセル規定に必ず目を通し、台風時のことも覚悟のうえで予約する。(多くの宿泊施設ではキャンセル規定を公開しているはずです。飛行機欠航時に特別対応してくれるのか気になる場合は、あらかじめ施設に聞いておきましょう。)
  4. 台風が近づいていたら宿泊施設と早めに連絡をとり、キャンセル規定について再度確認を取りましょう。

宿泊施設側

  1. キャンセル規定に加え台風時の対応についても明確に示しておくとよいです。
  2. 客からの様々な質問や払わない口実に対応できるだけの知識を持っておく必要があります。
  3. 事前振込・事前カード決済にする(万一に備えてこの方式をとる宿泊施設も多いです。これは通常のキャンセル防止にも有効です。カード会社に手数料取られたり、手間がかかったりしますが。)

投稿者:

churaumi-kun

沖縄民宿「美ら海くん」は恩納村名嘉真で営む格安民宿です。沖縄のちょうど真ん中に位置し、リゾート開発のされていな静かな天然のビーチが自慢です。バス停(名嘉真)から徒歩2分、宿泊者専用の無料駐車場も完備!国道58号線沿いなので、美ら海水族館や万座毛などの北部観光スポットへのアクセスに便利です!価格は1部屋まるごと貸切で2000円/1人~と格安でご宿泊いただけます。カップルや家族旅行、学生旅行に最適な宿泊施設です!!

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